日本三名泉

徳川家康に使えた江戸前期の儒学者・林羅山の詩文集第三に、草津・有馬・下呂が天下の三名泉と記されていたことから以来、
「日本三名泉」と称されています。
ここでは、「日本三名泉」と呼ばれている、有馬温泉・草津温泉(群馬県)・下呂温泉(岐阜県)について紹介します。

草津温泉

群馬県吾妻郡草津町にある温泉地です。
日本有数の酸性度でpH値は2前後あります。
草津には主に6つの源泉があります。
中でも有名なのが、温泉街の中央にある「湯畑(ゆばたけ)」で、 観光で訪れた人は必ず足を運んでいます。
「西の河原(さいのかわら)」は温泉街西側の荒原地帯に湧く源泉の総称で、
一帯には遊歩道が整備されて気軽に温泉が湧出する様子を観察できるようになっています。
草津温泉の効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、
慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復等多種多様です。

下呂温泉

岐阜県下呂市湯之島にある温泉地で、泉温84度という高い温度で湧いています。
泉質は、アルカリ性単純泉で、無色透明、ほのかな香りとまろやかなお湯です。
医学的にも注目され、温泉利用のリハビリ施設や温泉医学も存在します。
リウマチ性疾患、運動機能障害、神経症、神経麻痺、病後回復、疲労回復など、美容や健康に効果があります。

有馬温泉

兵庫県神戸市北区有馬町にある温泉地で、日本三古湯の一つでもあります。
有馬温泉は、環境省の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、
硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれています。
神戸市にありながら山深く、六甲山地北側の紅葉谷の麓の山峡にある温泉街で、古くより名湯として知られ多くの人が訪れてます。
冷え性、腰痛、筋・関節痛、末梢血行障害などに効果があります。
塩がお肌につき、薄い皮膜をつくるため、保湿効果が持続します。